恋人と一緒に住めるなんて、幸せな毎日が過ごせそうですよね。しかし、幸せな日々を過ごすつもりで同棲をスタートさせたことが原因で、別々の道を歩むカップルも少なくありません。
今回の記事では、同棲のメリットとデメリットをご紹介!同棲に向いているカップルや、同棲前に決めておきたいルールも併せて解説しています。
「同棲」ってどんなデメリットがあるの?
「同棲」と聞くと、どのようなイメージがありますか?
- 毎日一緒にいられる♡
- 結婚生活をイメージできる♡
など、ポジティブなイメージを抱いている方が多いのではないでしょうか。
果たして、「同棲」とは本当にポジティブな事しかないのでしょうか?
- これから同棲をしようとしているカップル
- 恋人に同棲を提案したい方
は、メリットと、デメリットを照らし合わせたいのではないでしょうか。
今回の記事では、男性女性それぞれが感じる同性のメリット・デメリットを詳しく解説しています。
同棲で得られる3つのメリット【女性編】
女性は、恋人と同棲することで、どんなメリットを感じているのでしょうか。
まずはじめに、同棲で女性が得られる3つのメリットを紹介します。
①結婚生活をイメージできる
同棲から得れられる大きなメリットの1つに「結婚生活をイメージできる」ということがあります。好きで交際していても、実際に生活をしてみたら「こんな一面があるの知らなかった!」というのはよくある話です。
結婚した後、知らなかった一面に気づいても、すぐに離婚できるわけでもなく、気づいたときには手遅れ…なんてことも少なくないのです。
しかし、短い期間でも同棲をしていれば、彼の知らなかった一面を知ることができます。
「そろそろ結婚しようかなぁ…」と思っているカップルは、一度同棲をしてみて、本当にこの人と一生添い遂げることができるのか?を検討してみるのもいいかもしれません。
②いつでも一緒にいることができる
同棲をしていれば、デートの約束をする必要がありません。仕事が終わった後、1人で過ごしている時間「なんだか寂しいな…」と感じる女性にとって、家に誰かがいる環境は、幸せ以外の何物でもないはず。
また、恋人が家になかったとしても、恋人のものがあるだけで、心が休まるはずです。
1人で過ごすのが苦手な寂しがり屋な女性は、同棲をすることで多くのメリットを得ることができそうです。
③家事の技術がアップする!
実家暮らしをしていたら「家事をしなくちゃ!」と思っていても、ついつい両親に頼ってしまう女性も多いのではないでしょうか。
しかし、同棲をしていたら必然的に家事をする機会が増えます。これまで、お母さんに頼りきっていた、
- 食事の用意
- 掃除
- 洗濯
など、家事の技術が自然とアップするはずです!
同棲で得られる3つのメリット【男性編】
次に紹介するのは、男性が感じている同棲のメリットです。女性が感じているメリットと、男性が感じているメリットには、違いがあるのか?ないのか?にも注目して読んでみてください。
それでは早速、男性が感じる同棲のメリットを3つ紹介していきましょう。
①結婚生活をイメージできる
同性で得られるメリット【女性編】でも紹介しましたが、結婚前に結婚生活をイメージできるのは、男性にとっても大きなメリットとなるようです。
- デートの時はばっちりメイクできれいにしているのに、家では芋系女子
- 整理整頓が苦手で、お部屋がすぐに汚くなる
など「交際期間が長くなったから、彼女の全てを知っている!」と思っていても、同棲しなければ気づけないことって、実はたくさんあるようです。
②家事の負担が減る
一人暮らしをしていた男性は、
- 食事の準備
- 掃除
- 洗濯
など、家事全般を全て1人でこなしている方がほとんどでしょう。
しかし、毎日お仕事から帰った後、すべての家事をこなすのって、しんどく感じますよね。
しかし同棲をしていれば、家事の負担が2分の1に減ります。家事の負担を減らすために、調整を提案するのはNGですが、同棲をすることで、家事の負担が減るのなら、男性にとって大きなメリットとなることでしょう。
③生活費が節約できる
②で紹介したように、一人暮らしをしていれば、生活にかかる費用は、全て1人で負担しなければなりません。
しかし、同棲をスタートさせれば、
- 家賃
- 光熱費
など、生活にかかる費用は、すべて恋人と折半することができます。
一人暮らしの時には、まるまるかかっていた生活費が、2分の1になることで、貯金に回せたり、交際費に回せるのは同棲することで得られるメリットだといえるでしょう。
同棲したら起こる3つのデメリット【女性編】
結婚性格のイメージができて、常に一緒にいられる同棲。なんだかメリットしかないように感じます。しかし、もちろんメリットだけではありません。
では、同棲にはどんなデメリットがあるのでしょう。
次の見出しから、同棲することで起こりうるデメリットを紹介していきます。まずは、同棲をすることで起こりうるデメリット【女性編】を見ていきましょう。
①家事の負担が増える
同棲前は「家事の負担は、同じにしようね!」と約束していても、男性に甘えが生じるのはよくある話です。
つい男性に甘えが生じるのは、昔ながらの「男は外で働き、女が家を守る」という思考が抜けきれていないから。
男性が、家事を女性に任してしまうのは、仕方がないことなのです。しかし、家事の負担がすべて女性に来ていては、ストレスが溜まるのも無理矢理ません。
男性と同じように、毎日働いているにもかかわらず、家事の負担まで降りかかってくると「私、〇〇君の家政婦じゃないんだけど!」という不満が出てくることでしょう。
②1人の時間が全くなくなった
同棲をしていれば、いつでも恋人の顔を見ることができ、寂しさを感じる必要は無いですが、反対に「1人の時間がなくなる」というデメリットがあります。
何をするにも恋人が隣にいるため、自分1人で好きなように時間を使うことが難しくなるでしょう。
広い部屋を借り、1人1部屋あれば良いですが、小さなお部屋を借りていれば、息が詰まることも少なくありません。
③結婚をするタイミングがわからなくなる
「結婚」には、責任がつきものです。しかし「同棲」なら結構に比べ責任は少なく「同棲は気が楽!」と感じる男性が多く存在します。
同棲前は「結婚する前に、少しだけ同棲しようか!」と始めていたとしても、同棲生活が進むにつれ、男性の中で「結婚する理由が見つからない…」と思考が変化する可能性も否定はできません。
結婚は2人でするものです。男性が結構に対し乗り気でなくなると、2人が結ばれる可能性はゼロに等しくなってしまいます。
- 「早く〇〇君と、同じ名字になりたい♡」
- 「早く、〇〇君との子供が欲しい!」
と思っていても、男性がなかなか行動に移してくれず、そのまま別々の道を歩むことになってしまった…なんてことにもなりかねません。
同棲したら起こる3つのデメリット【男性編】
次に紹介するのは、同棲したら起こりうる3のデメリット【男性編】です。
①1人の時間が全くなくなった
1日1階恋人の顔を見られるのは幸せなことですが、1人の時間がなくなるのは、男女ともに(デメリット」と感じているようです。
しかし、このデメリットは、
- 家賃を少しプラスして、1人1部屋あるお部屋を借りる
- 月に1度は、別々の時間を過ごす休日を作る
など、少しの努力で改善させられます。
2人がストレスをため込まないためにも、揉め事が起こる前に対策をとっておきたいものですね。
②友達との時間が取りにくい
家に恋人がいるのがわかっていると「友達と飲みに行きたいなぁ…」と思っていても、なかなか乗り気になれない男性が多いようです。
- 「〇〇ちゃんが、ご飯を作って待っている…」
- 「〇〇ちゃんが、寂しい思いをするかも…」
という思いがチラついてしまうようです。
しかし、恋人のことを大切にしすぎることで、自分の友達との距離が開いてしまっては元も子もありません。
友達との距離が開く前に「恋人との時間の取り方」と「友達との時間の取り方」を考えておく必要がありそうです。
③結婚の魅力が感じられなくなる
- 家賃や生活費も折半
- 家事の負担も半分
- 毎日一緒にいられる
など、同棲生活は、結婚生活と大きな違いはありません。
同棲生活と、結婚生活の大きな違いは「責任」の有無。しかし、この責任は、男性にとって大きな問題。
一度、同棲生活の楽さを知ってしまうと、結婚に対する魅力を感じられなくなってしまいます。
同棲前は「いつか結婚したい♡」と思っていても、同棲生活に慣れることで「結婚なんかせず、このままの関係でいいかも」なんて考えが生まれることがあるそうです。
同棲した方がいいカップルの特徴3選
どんなカップルでも同棲は向いているのか?と思いきや、どうやらそうでは無いようです。この世には、同棲した方が良いカップルと、しない方が良いカップルが存在します。
では、どんなカップルが同棲したほうがいいカップルなのでしょうか。
ここからは、同棲したほうがいいカップルに共通している特徴を3つ紹介していきます。
①生活スタイルが違うカップル
どちらかに夜勤があったり、生活スタイルが昼夜逆転していると、デートしたくても、気軽にデートすることはできません。
しかし、同棲をしていればデートの約束をしなくても、恋人の顔を見ることができます。
また、生活スタイルが違うことで、同棲をしていても必ず1人の時間を確保することができるため、1人の時間がないストレスを感じることはなくなるでしょう。
②お互いに1人の時間が嫌いなカップル
お互いに1人で過ごす時間が嫌いで、毎日長電話をしたり、短時間でもデートをしているようなら、同棲をした方がお互いに負担が少なくて済みます。
1人の時間を過ごすことの方が、ストレスに感じるようなら、一緒に住んで毎日ラブラブ♡できた方が、幸せな毎日を過ごせそうですよね。
③結婚する時期が決まっているカップル
- 半年後には結婚する
- 親への挨拶が済んでいる
など、すでに結婚する時期が決まっているカップルは、大きな問題がない限り、婚約を解消する事はないでしょう。
結婚時期が決まっていることで、ダラダラと同棲生活を送る心配がないため、婚期を逃す可能性は低いでしょう。
同棲する前に決めておきたい3つのルール
同棲を「そうだ!同棲しよう!」とノリで決めるのはNG。その場のノリで同棲を決めてしまうと、思いもよらない問題が生じることがあります。
そうならないために、同棲をする前にはいくつか決めておきたいルールがあるのです。
では、同棲前に何を決めておいたら良いのでしょう?最後に、同棲する前に決めておきたい3つのルールをレクチャーします。
①お金の話はきっちりきめておく
- 家賃・生活費はどちらが払うのか?
- 食費はどちらが出すのか?
など、同棲前にお金の話はきっちりと決めておきましょう。
金の問題は、2人の関係を切り裂くことにもなりかねません。お金の話は、切り出しにくいと感じることもあるかもしれませんが、きちんと話し合っていくことこそが、同棲生活を円満に進めるための切り札なのです。
まだ、2人でデートをする費用はどちらが出すのか?も問題になることがあります。おすすめは、月の初めに2人が同じ金額出し合ってデート用のお財布を作ること。
そうすることで、デート費用をどちらが持つのか?という問題を改善することができます。
②見えない家事も見える化しておく
家事は、
- 食事の準備
- 掃除
- 洗濯
だけだと思っていませんか?実は家事には、
- 洗った食器を直す
- ゴミ袋をセットする
など「見えない家事」が存在します。
この見えない家事は、ついつい女性の負担になりがち。見えない家事に男性が気付かないと「どうして私ばっかり!」と不満が爆発しています。
見えない家事もしっかり見える化して、家事の分担は徹底しましょう。
③お互いの時間の使い方を把握しておく
- 休日の1日は、1人で過ごしたい
- 仕事から帰ってすぐは、短時間でも1人になりたい
など、お互いの時間はしっかり把握しておきましょう。
お互いの時間の使い方を把握しておかなければ、思いがけない喧嘩が突発する可能性も否定はできません。
必ずしもその通りになるとは限りませんが、
- 自分がどのような時間の使い方をしているのか?
- 休日はどのように過ごしたいのか?
をきちんと伝えておくことが重要です。
「他人」ということを忘れるのはNG!
同棲のメリットとデメリット、同棲に向いているカップルや、同棲前に決めておきたいルールを紹介しましたが、いかがでしたか?
恋人との距離がグッと縮まると、同棲をスタートさせるカップルも少なくありません。
しかし、同棲は楽しくて幸せなことばかりではないのです。
楽しそうなイメージだけで、同棲を決めてしまうと、2人を引き裂く結果になりかねません。
- 「言わなくてもわかるでしょ!」
- 「これくらい普通でしょ!」
など、あなたの物差しではかるのはNG!
カップルは所詮「他人」です。
- 言わないとわからないのは当たり前
- 私の常識は、彼にとっては非常識
という感覚で過ごすことが大切です。