束縛男の心理は「不安だから」?束縛する理由と上手な対処法

あなたの彼氏は、次のような行動をしていませんか?

  • 友達と遊んでいると電話してくる
  • こちらの予定をすべて把握したがる
  • 異性と話すと異常な嫉妬を向けてくる
  • 連絡しないと執拗にLINEをしてくる
  • こちらの行動を制限してくる
  • 「スマホを見せて」と言ってくる
  • まるで保護者みたいな言動

もし当てはまったら、彼は「束縛男」かも!?当てはまる項目が多いほど、束縛レベルが高くとても危険です。

「束縛は愛情が深いから」とも言えるけど、過剰な束縛はただ重いだけ……。

では、彼はなぜ過剰に束縛してくるのでしょうか?本記事では束縛男の心理や特徴、そして対処法まで解説します。

目次

なぜ束縛するの?束縛男の心理

束縛男に悩まされている女性に覚えてもらいたいのは、束縛男は常に不安感情にさらされているということ。

恋愛において「本当に彼は私のこと好きなのかな?どう思っているのかな?」と悩むのはよくありますよね。

しかし束縛男の場合、その悩みがとても深刻で、メンタルや体に不調を起こすこともあるほど。

束縛男に対処するために、まずは彼の心理から探っていきましょう。

他の男に取られたくない

束縛する最大の原因は、彼女を他の男に取られたくないから。彼女の周りの男性は全員敵に見えるので、彼女の男友達には反抗的な態度を取りがちです。

束縛男はとても嫉妬深く、そして疑り深い性格。彼女は「浮気しない」「彼はただの友達」と言っても信じてくれません。

だからこそ男友達の連絡先を消させたり、男性がいる飲み会に参加させなかったりなど、彼女の行動を制限しようとするのです。

心の中では「信じたい」と思っているんですけどね……。

彼女に依存している

束縛男にとって、彼女を失うことは何よりも辛いこと。「彼女を自由にさせると、自分の元から離れてしまうのでは?」と不安に思っています。

その不安感から、仕事には集中できずLINEや電話で彼女の近況確認。同棲していれば、彼女が家にいないだけで心配に。日常生活から精神まで、彼女に依存しきっています。

タバコやお酒もそうですが、依存者にとって依存の対象を失うことは耐えがたいストレスであり恐怖なのです。

寂しがり屋だから構ってほしい

社交性の高い女性なら、友達と遊んだ様子をSNSに投稿することも多いですよね。しかしそれを見た束縛男は「自分が放置されている」=「自分のことが好きじゃないのかも?」と感じて、より束縛しようとしてきます。

自分1人で楽しめる趣味を持っていない男性は、寂しがり屋になりがち。唯一の趣味である「彼女」に自分を優先させるため、友達と遊ぶのを制限しようとするのです。

自分に自信がない

束縛により相手の意識を無理やり自分に向けさせる行動は、実は自分に自信がないことの裏返し。

自信がある人は社交的な人が多いため、彼女1人に依存することはありません。一方で、自信がない束縛男は内向的。自分の自信のなさや寂しさを、彼女で埋めようとするのです。

「こんな俺には彼女しかいない」と思って、彼女を手放したくない一心で束縛に走ります。

「束縛している」という自覚がない

束縛男が何よりも厄介なのは、彼自信「束縛している」という自覚がないこと。むしろ行動の制限や予定の把握は当たり前のこと、愛情表現の1つだと認識しているのです。

第三者が見て束縛しているように見えても、当人たちがそれで幸せなら問題は無し。しかし本記事を読んでいる人のほとんどが、束縛にうんざりしているはず。

彼が束縛男であると自覚させることが重要です。

付き合う前にチェック!束縛しやすい男の特徴

束縛男でも、付き合う前は普通の男性にしか見えません。付き合ってから束縛男だったと気付くパターンが多いです。

そこで束縛しやすい男の特徴をご紹介するので、付き合う前に彼が束縛男にならないかをチェックしましょう!

過保護に育てられた

親に過保護に育てられると、成人してからも「親と同等の愛情をもらうのは当たり前」という価値観が根付いてしまいます。

そして彼女が自分の思い通りに愛情を注いでくれないと、癇癪を起こして束縛するのです。

「自分がこんなに愛しているのだから、相手も自分以上に愛情を注ぐべきだ」と本気で考えており、ある意味世間知らずとも言えるかもしれません。

一途に見える

実は束縛男の多くは、恋愛に不器用。相手にどう接したら良いのかわからないから奥手ですし、仲の良くない相手とは距離を取ります。

しかし一度誰かを好きになると、周りが見えなくなりその人のことしか考えられなくなります。まさに「恋は盲目」の体現者。

はたから見ると一途で素敵な男性に見えるものの、「一途な男」を通り越せばその先には「束縛が激しい男」が待っているでしょう。

予定や交友関係を把握したがる

気になる彼があなたのスケジュールや友達について根掘り葉掘り聞いてきたら要注意。束縛男の可能性があります。

男性が女性に予定や交友関係を聞く理由は「気があるから」で間違いありません。しかし問題なのはその“程度”です。

毎週欠かさず予定を聞いてきたり、友達の名前を聞いてきたり、帰宅時間や寝る時間まで知っていたり。こうした言動は明らかに異常です。

無断でスマホを見る人や、ひどい場合にはストーカーにまで発展する人もいるため、危険だと感じたら距離を置くことも考えましょう。

ネチネチ言ってくる

束縛男は日頃から愚痴や不満が多いことも特徴。これも自分に自信がないことの表れで、愚痴や不満を言うことで周りの同調を得て、自分が正しいことをアピールしようとしています。

しかも女性以上にネチネチ言ってくるのがポイント。一般的な男性なら愚痴はストレス発散のために言いますが、一度言えばすっきりしてそれ以上追求しないことがほとんどです。

束縛男は粘着質で過去の愚痴・不満も掘り返してきます。付き合った後は彼女に対してもネチネチ言ってくるので面倒です。

束縛男への対処法

彼氏が束縛男だった!付き合ってから気付いたら手遅れなのか?

いいえ、そんなことはないので安心してください!心理や特徴がわかれば対処でき、逆に良い意味でコントロールしてあげることも可能です。

ここでは彼氏が束縛男だったときの上手な対処法をご紹介します。

束縛男を過剰に束縛する

束縛男は無自覚なことがほとんど。束縛男は縛られる側の気持ちがわからないので、彼に自覚するために、逆にこちらから束縛してしまいましょう。

  • 「男友達のLINE消して」→じゃああなたも女友達のLINE消して
  • 「友達と遊びに行かないで」→あなたも友達と遊ばないでね
  • 「1時間に1回は連絡して」→あなたからの連絡がないけどなんで?

この作戦は復讐ではなく、束縛される辛さを理解させるのが目的。単なる仕返しにならないように、きちんと話し合いの場を設けてくださいね。

彼を褒めて自信を持たせる

束縛する最大の理由は「不安感」だとお伝えしました。しかし彼の不安を取り除くためにスケジュールを全部共有するなどの行動を取ってしまうと、逆に束縛を助長するおそれがあります。

有効なのが、彼を褒めて自信を持たせてあげること。小さなことでも「すごい!」「よく頑張ったね」と褒めたり「あなたは素敵な男性よ」と伝えたりすることで、少しずつ彼の自信を育てましょう。

彼に自信がついた頃に、彼と仲良くなれそうな友達や彼が楽しめそうな趣味を紹介してあげてください。そうすれば、あなたも彼の束縛から解放されるはずです。

別れるなら冷静に突き放す

束縛男との別れを決断したら、必ず冷静になること。感情的に「別れる!」と言っても、束縛男は簡単には離してくれません。

何も言わず別れるのではなく、「別れる理由」をしっかり伝えて納得させることが重要。そのうえで、彼からのLINEや電話には一切応えない、会いにきても無視するなど冷静に突き放し毅然とした態度で「あなたとはもう関わらない」と示しましょう。

束縛男は心理や特徴がわかれば対処可能!

男性も女性も、恋愛を楽しむには程よい距離感を保つことが大切。不安感情から恋愛に依存するようになると、束縛男・束縛女になってしまいます。

束縛男は心理や特徴さえわかれば対処可能です。

束縛男と付き合っていてその愛情が重すぎると感じるようになったら、彼の言動をもっと冷静に分析してみて。どうすれば彼を落ち着かせられるのか、そしてどうすれば恋愛を楽しめるのかがきっと見えてくるはずです。

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