洋梨体型をなんとかしたい!下半身太りの原因と筋トレなど効果的な対処法8選

「洋梨体型をなんとか改善したい」「下半身を細くしたいのに思い通りにならない…」と、悩んでいる女性は多いんじゃないでしょうか?

そこで当記事では今回、洋梨体型になる原因や対処法について解説します。

「下半身をスッキリさせたいけど、どうしていいか分からない」という人は、是非参考にしてください!

目次

脂肪には2種類ある

ダイエットを成功させたいなら、脂肪のことを理解しておく必要があります

お腹や二の腕に溜まる脂肪には、次の2種類があります。

  • 内臓脂肪
  • 皮下脂肪

以下で詳しく解説します。

内臓脂肪

お腹を中心に溜まっていく内臓脂肪は、名前のとおり胃や腸といった内臓につきます。

普段から運動の習慣がなく、カロリーオーバーな食事をしている男性に多いのが特徴。

内臓脂肪はエネルギーを貯蔵するのが主な役割。つきやすい反面、運動やダイエットをすればすぐに落とすことが可能です。

皮下脂肪

皮膚の下にある皮下組織に溜まる皮下脂肪。内臓脂肪とは異なり、全身に付く可能性があります。特にお尻や太ももなど下半身につきやすいのが特徴。

内臓の保護や体温の維持が主な働き。そのため、出産などで体を守る必要のある女性につきやすい脂肪でもあります。

内臓脂肪が落ちてから皮下脂肪が落ち始めるため、長期間のダイエットが必要になります。

脂肪のつき方で分かれる3つの体型と特徴

内臓脂肪と皮下脂肪のつき方によって、以下のように3つの体型に分けることができます

  • 洋梨体型
  • りんご体型
  • バナナ体型

以下で詳しく解説します。

洋梨体型

「洋梨体型」とは、まるで洋梨のように上半身よりも下半身に脂肪がついている体型をいいます。

上半身は脂肪がなくて細いのに、下腹部からお尻、太ももにかけて横に広がるように脂肪がついているのが特徴。

洋梨体型は男性もなりますが、皮下脂肪がつきやすい女性に多く見られます。

また、運動不足で脚の機能が衰えると、老廃物を排出できなくなっています。結果、むくみなどで下半身が太くなっている可能性も高いんです。

洋梨体型を改善するには、長期間のダイエットと下半身を引き締める筋トレが効果的です。

りんご体型

「りんご体型」は、りんごのように上半身に脂肪がついている体型をいいます。

お腹まわりがぽっこりしているのに、腕や足にはそれほど脂肪がついていないのが特徴です。

内臓脂肪がお腹に溜まることでりんご体型になるため、女性よりも男性に多い傾向にあります。

内臓脂肪はエネルギーを溜めるのが働き。なので、食事制限や筋トレをすれば3ヶ月ほどで結果が目に見えてきます。

バナナ体型

「バナナ体型」は、一見すると脂肪がなくほっそりとしています。しかし、カロリーオーバーな食事を続けていると、すぐに脂肪がついてしまうのが特徴。

内臓脂肪がつきやすいため、りんご体型になりやすい点にも注意。痩せているように見えて、実は内臓脂肪がついている可能性もあるんです

内臓脂肪は皮下脂肪よりも健康に被害を与えるため、体脂肪の管理には気を配る必要があります。

洋梨体型になる4つの原因

下半身に脂肪が集まってしまう「洋梨体型」になるのは、次のような理由があります

  • 運動不足による基礎代謝の低下
  • カロリーオーバーで脂肪がついている
  • 下半身に老廃物が溜まりむくんでいる
  • 歩き方や座り方が悪く骨盤が歪んでいる

以下で詳しく解説していきます。

運動不足による基礎代謝の低下

普段から筋トレなどの運動をする習慣がない人は筋肉が不足しています。筋肉が足りていないと、基礎代謝が低下して太りやすい体になるんです

基礎代謝とは、臓器や脳などを動かすために使われるエネルギーのことをいいます。

例えば、椅子に座ってスマートフォンやテレビを見ているだけでもエネルギーは常に使われています。

基礎代謝が低いということは、エネルギーの消費量が少ないということ。

使われるエネルギー量が少なくなるため、太りやすい体になってしまうんです。

カロリーオーバーで脂肪がついている

人間は1日に必要なカロリーを食事で摂取しなければ動くことができません。

ですがカロリーオーバーな食事をすると、使われなかったエネルギーは脂肪として蓄えられてしまいます。

洋梨体型になる人の多くは、食べすぎて脂肪がついているのが原因のひとつです。

下半身に老廃物が溜まりむくんでいる

ふくらはぎはポンプのような役割をしており、心臓から送られた血液や老廃物を上半身に引き上げる働きをしています。

筋トレや運動の習慣がない人は、ふくらはぎの機能が衰えがち。結果、下半身に老廃物が溜まってむくんでしまうんです

歩き方や座り方が悪く骨盤が歪んでいる

歩き方や座り方、出産後などは骨盤が歪みがち。

骨盤が前傾したり開くなど歪んでいると、血流やリンパの流れが滞ってしまいます

その結果、基礎代謝が低下したり、老廃物が溜まるなどして洋梨体型になってしまいます。

洋梨体型を改善する4つの対処法

下半身が太る洋梨体型を改善したいなら、次にご紹介する5つの対処法を心がけましょう。

  • 筋トレで下半身に筋肉をつける
  • ダイエットで下半身の脂肪を落とす
  • マッサージでむくみを解消する
  • エクササイズで骨盤の歪みを矯正する

以下で詳しく解説していきます。

筋トレで下半身に筋肉をつける

筋トレをして下半身に筋肉をつけることで基礎代謝がUPします。

基礎代謝は生命を維持するために常に使われています。基礎代謝を上げることで、今と同じ食事をしても痩せやすい体になるということ。

そんな基礎代謝は、次のような部位に使われています。

  • 骨格筋:22%
  • 肝臓:21%
  • 脳:20%
  • 心臓:9%
  • 腎臓:8%
  • 脂肪:4%
  • その他:16%

脳や内臓は増やすことができませんが、筋肉や脂肪は増やすことができますよね。ですが、脂肪を増やすのは本末転倒。

ボディメイクやダイエットのためにも、基礎代謝をUPするなら筋肉をつけるのが効果的なんです。

ダイエットで下半身の脂肪を落とす

無駄な脂肪を落とすなら、食事制限によるダイエットは必須。脂肪や糖質は体や脳などを動かすためのエネルギー源です。

ですが、オーバーカロリーになるまで食事や間食をすれば、使われなかったエネルギーは脂肪になってしまいます。

この脂肪を落とすには、有酸素運動や食事制限による減量がベスト。

エネルギーの摂取量を減らし、運動や筋トレなどで消費を増やすことが脂肪を減らす近道なんです。

脂肪は順番に落ちていく

ただし、下半身だけを痩せる「部分痩せ」はできないことを覚えておいてください。

体脂肪は次の順番で減っていきます。

  1. 手首
  2. 足首
  3. 前腕
  4. ふくらはぎ
  5. 上腕
  6. 太もも
  7. お腹
  8. お尻

下半身の中でも太ももやお尻は、時間をかけないと脂肪が落ちません。

洋梨体型を改善したいなら、長期間のダイエットを続ける必要があります

脂肪を落とすのに効果的なダイエットには、次のような方法があります。

  • 1日に摂取する糖質を70~130gに抑える「糖質制限ダイエット」
  • 1日に摂取する糖質を30~60gに抑える「ケトジェニックダイエット」
  • 1日に摂取する脂質を30~60gに抑える「ローファットダイエット」

自分に合ったダイエット法で、脂肪を効果的に減らしましょう。

マッサージでむくみを解消する

下半身のむくみには、筋トレで筋肉をつけつつマッサージで解消するのを推奨します。

洋梨体型の人は、下半身に老廃物が溜まっている可能性大。そこで、マッサージをして血流やリンパの流れをスムーズにしましょう

血行が良くなることで、酸素や栄養もしっかりと行き渡ります。結果、代謝のUPにも繋がるのでダイエットにも繋がるんです。

エクササイズで骨盤の歪みを矯正する

座り仕事や立ち仕事が多い、歩き方が悪い、出産後などが原因で骨盤が歪んでしまいます。

すると、代謝が低下したり血流が悪化するなど、洋梨体型に繋がってしまうんです。

そこで、定期的にエクササイズをして骨盤矯正をしましょう。自分だけでは難しい場合は、整体やカイロプラクティックで診てもらいましょう。

筋トレなどを続けることで洋梨体型は改善できる!

今回は洋梨体型の原因と対策について解説しました。

洋梨体型の原因は主に、

  • 運動不足による基礎代謝の低下
  • カロリーオーバーで脂肪がついている
  • 下半身に老廃物が溜まりむくんでいる
  • 歩き方や座り方が悪く骨盤が歪んでいる

などが考えられます。これらの対処法として、次の方法がおすすめ。

  • 筋トレで下半身に筋肉をつける
  • ダイエットで下半身の脂肪を落とす
  • マッサージでむくみを解消する
  • エクササイズで骨盤の歪みを矯正する

筋トレとダイエットを行うことで、下半身のむくみや脂肪を取ることが可能。さらに、ボディメイクにもなるため理想のスタイルが手に入ります。

洋梨体型は皮下脂肪がメインなので、時間をかけてじっくりダイエットに取り組みましょう

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