「彼氏の中卒らしいけど、彼女が国公立大学なんだって!」など学歴がなんだか不釣り合いなカップルに出会った経験はありませんか?
「恋愛に、学歴なんて関係ない!」とは思いますが、実際に関係ないのか?といわれたらそうではありませんよね。
今回の記事では、学歴の差がカップルにどのような影響を及ぼすのか?を紹介しています。学歴の差を乗り越える方法や、交際前に覚悟しておきたい注意点なども併せて解説しています。
気になる男性、付き合っている恋人との間に、学歴の差があるようなら、ぜひチェックしてみてください。
学歴の差があるカップルはうまくいかないの?
- 「学歴に差があるカップルはうまくいかないよ!」
- 「あなたと○○くんは、学歴の差があるし不釣り合いだよ!」
など、言われたり、耳にした経験はありませんか?
当の2人がいいなら「余計なお世話だよ!」と感じますよね。しかし、実際に言われると「学歴に差があると、うまくいかないのかな…」と不安になってしまうのではないでしょうか。
本当に、学歴に差があるカップルはうまくいかないのでしょうか?今回の記事で、詳しく見ていきましょう。
恋人の学歴は気になる?
あなたは、恋人の学歴が気になりますか?恋人の学歴が気になる方もいれば、気にならない方がいるのも当然。
気になる方とそうでない方、それぞれの理由を見ていきましょう。
①価値観が合うなら気にならない
2人が良好な関係を築くために大切なのは「学歴」ではなく「価値観」です。多くの方は、学歴の差は気にならず「価値観」が合っていれば、交際していけれるそうです。
「学歴の差があると、交際がうまくいかない…」というイメージが先行してしますが、上手くいくかどうかは、2人次第。
ネガティブなイメージに、とらわれすぎると自分を苦しめてしまうのかもしれませんね。
②あまりに差があると、引け目を感じる
「少し位の学歴の差なら気にならなくても、あまりにさがあると引け目を感じる…」という方は多く存在します。
「中卒×大卒」「私立大学×公立大学」など、どれくらいの差で引け目を感じるのか?は人それぞれではありますが、学歴にコンプレックスを感じている人ほど、引け目に感じてしまうのかもしれません。
③付き合うのはよくても、結婚はできない…
「「恋愛」と「結婚」は別物」というフレーズはよく聞きませんか?
学歴に大きな差があると、
- 価値観が合わない
- 子供の教育方針が違う
- 家庭環境が違う
など、様々な弊害が生まれることが想像つきます。
付き合っているうちは、その弊害が鬼にならなくても、結婚となると話は別。両家の結びつきが大切になるため、学歴の差が2人の関係を引き裂くきっかけになることもあるでしょう。
学歴の差が上手くいかないといわれる3つの理由
「学歴の差があるとうまくいかないよ…」とよく言われます。では、なぜ学歴の差があるとうまくいかないといわれているのでしょうか。
次の見出しから、その理由を詳しく紹介していきます。
①育ってきた環境が違うから
学歴の差が大きいという事は、育ってきた環境が違うのは明確。
いい大学を卒業しているということは、幼い頃から、教育に熱心な環境で育ってきたということがほとんど。つまり、そうでない家庭とでは、幼少期からのペースが異なっているのです。
幼少期からのベースは、その人の人格を形成しているといっても過言ではありません。つまり、いくら価値観をすり寄せようと思っても、難しいポイントが出てくるのです。
②就く職業に差があるから
「学歴が全てではない」という方もいます。しかし、中卒の方と大卒の方だと、就職できる企業の幅は大きく異なるのは事実です。
同じように仕事に対する情熱を持っていたとしても、その情熱を発揮できる場所は、高学歴の方の方が多くなってしまうのです。
恋愛を楽しむにしても、結婚生活を送るにしても「お金」は重要なポイントです。
お金を持っている人のデートの楽しみ方をしたい人と、節約しながらのデートしかできない人とのカップルは、上手くいかないのも想像つきますよね。
③話・価値観が違うから
育ってきた環境は、全員違うわけですから、価値観が100%ぴったり!という恋人を見つけるのは不可能でしょう。
しかし「価値観が似ている人」を見つけることができます。交際を円滑に進めていくためには、価値観が似ている人と付き合うのがベスト。
ただ、学歴の差に比例して、価値観のズレも大きくなってしまうのが現実。学歴の差があればあるほど、価値観が合わなくなってしまうでしょう。
また、価値観が合わないだけでなく、興味を持っているものにも違いがあるため、話も合わないことがほとんど。
「知らないことを知れるのが楽しい!」と思えばいいですが、そうでなければ「一緒にいても楽しくない…」と感じることでしょう。
学歴の差を埋めていくためには?
①相手を思いやる気持ちを忘れない
学歴の差があったからといって、相手を小馬鹿にしたり、見下した態度をとるのNG。馬鹿にされたり、見下されて、いい気分になる方はいません。
学歴コンプレックスを感じているなら尚更。恋人のプライドを傷つけ、さらに卑屈にさせてしまいます。
「自分にとっては当たり前でも、他人にとって当たり前とは限らない」ということを頭に入れておきましょう。
②学歴・給料を見せつけない
高学歴、高給取りなのは、あなたが努力をした結果。ついつい見せびらしたくなることもあるでしょう。しかし、学歴や給料を見せつけるのは「下品」です。
あなたが高学歴で高給取り、なにより努力家なのは誰もが知っていること。
わかりやすく褒めてくれないからといって、見せつけるのはやめましょう。
③足りない部分をお互いに補っていく
高学歴だったとしても、できないことってありますよね。反対に、学歴はよくなくてもできることがたくさんあります。
足りない部分は、お互いに補っていくと誓っていれば、感謝の気持ちを忘れることなく、幸せな日々を過ごしていくことができます。
学歴差カップルが覚悟しておきたいこと
学歴の差がありながら交際するなら、いくつか覚悟しておきたいポイントがあります。最後に、学歴差カップルが覚悟しておきたい2つのことを紹介します。
①価値観の擦り合わせが簡単じゃないこと
価値観は、幼いころから育ってきた環境で形成されています。学歴の差があると、価値観の違いがあるのは当然。
価値観のすり合わせは、たとえ家族であっても至難の業。ベースが違いすぎる恋人と擦り合わせるとなると、さらにハードルが高くなるのは簡単に想像がつきますよね。
自分にとって当たり前だった価値観を、一度ないものにし、2人の新たな価値観を築きあげるのは、一筋縄ではいかないでしょう。
②両親に認めてもらえない可能性があること
教育に熱心だった両親は、
- 高学歴な方と結婚してほしい
- お互い高め合える存在の人をパートナーにしてほしい
など、様々な気持ちがあることでしょう。
小さな頃から教育熱心に育ててきたご両親にとって、あなたの恋人と、学歴の差がありすぎる事実をすぐにその事実を受け止めきれないかもしれません。
- 「学歴の低い方との交際はやめておきなさい!」
- 「あなたには見合った人がいるから!」
など、交際や結婚を反対される可能性があることも頭に入れておきましょう。
学歴はカップルのハードルにはならない!
学歴の差がカップルにどのような影響を及ぼすのか?を紹介しています。学歴の差を乗り越える方法や、交際前に覚悟しておきたい注意点を紹介しましたがいかがでしたか?
「学歴の差は、2人に大きな影響与える」といわれていますが、学歴の差をネガティブに捉えるのか?ポジティブに捉えるのか? 2人次第なのです。
「学歴の差があるとうまくいかない」とは一般論であって、すべてのカップルに当てはまるわけではありません。つまり、乗り越えられないハードではないということ。
2人のちょっとした努力で、乗り越えられるハードルなのです。