離婚する時に、旦那側の両親に挨拶をするべきか迷っている人も多いんじゃないでしょうか。
そこで今回は、離婚したら義両親に挨拶すべきかを解説します。
当記事をお読みいただくことで、以下のことが分かります。
- 離婚する時に義両親への挨拶は必要か否か
- 義両親へ離婚の挨拶をすべきケース
- 義両親に挨拶すべきじゃないケース
離婚後に義両親に挨拶をするべきかで悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください!
義両親への挨拶で文句を言われないか不安…
義両親に離婚の挨拶や報告をするべきか迷っている人もいるんじゃないでしょうか?
でも、できれば離婚する旦那の義両親になんて関わりたくないですよね。
顔を合わせづらく、気まずい思いをするのは目に見えてます。
中には離婚したことをネチネチと文句を言う義両親もいるかもしれません。
そう考えると、離婚する時に挨拶なんて行きたくありませんよね。
義両親への挨拶は特に必要なし
結論からお伝えすると、離婚する時に夫側の両親に挨拶をする必要は基本的にありません。
結婚する時は家族になるため挨拶は必要。ですが、離婚すると義両親とは他人になります。
関わりの無くなる人たちに、わざわざ挨拶をする必要はありません。
中には
うちの息子にバツつけるなんて!!
などのように、文句を言う人もいるでしょう。
夫側が原因で離婚することになったとしても、息子の味方をするのが親というもの。
無駄なトラブルを防ぐ意味でも、離婚する時に義両親への挨拶はしないほうが無難です。
義両親に挨拶が必要な5つのケース
離婚する時に義両親への挨拶はしなくてもOK。
ですが、挨拶しておいたほうが良いケースもあります。
次にご紹介する場合は、後々のことを考えてしっかり挨拶を済ませておきましょう。
- 両親ともども義両親と仲がいい
- 再婚する可能性がある
- 義両親と一緒に住んでいる
- 結婚生活が長く義両親に世話になった
- 義両親との縁を切りたくない理由がある
以下で詳しく解説します。
両親ともども義両親と仲がいい
もともと夫側の義両親と仲が良い場合です。
離婚後も両親ともども義両親との関係が続くなら、挨拶をしていたほうがいいでしょう。
特に子供がいる場合は、可愛い孫に会いたいと思うもの。
たびたび顔をあわせることになるのですから、ちゃんと挨拶や報告をしておくべきです。
再婚する可能性がある
身辺整理が終わった後で再婚する予定があるなら、改めてお世話になる義両親に挨拶をしておきましょう。
事情を説明しておかないと、礼儀がないと思われる可能性も。
せっかく再婚したのに義両親との関係が悪化した…
なんて事にならないようにしましょう。
義両親と一緒に住んでいる
義両親と住んでいる場合は、否が応でも挨拶は必要です。
一緒に住んでいたら顔を合わせないわけにはいきません。
離婚が決まってお互い離れて暮らすまで、夫と義両親を無視するなんて無理ですよね。
ただ、離婚原因によっては夫側の両親に文句を言われるかも。
可能であれば離婚が決まる前に、実家に移るなり新居を決めておくのがいいでしょう。
結婚生活が長く義両親に世話になった
結婚生活が長くなると、義両親との関係も深まってくるもの。
金銭面などで困った時に、助けられたこともあるはずです。
離婚した後は義両親と他人になりますが、受けた恩にはお礼をすべき。
離婚の挨拶や報告をすると同時に、これまでのお礼も述べておくといいでしょう。
義両親との縁を切りたくない理由がある
義両親との関係を切りたくないなら、しっかりと挨拶しておくべきです。
例えば、
- 仕事上の都合で義両親とのパイプが必要
- 義両親との関係が切れると自分に不利益になる
といったケースですね。
あなたの得になるなら、義両親との縁を切らないように挨拶しておきましょう。
義両親に挨拶すべきじゃない3つのケース
義理堅い人、真面目な人ほど
離婚する時は挨拶したほうがいいのかな…
と悩むもの。
ですが、次のような場合は挨拶するべきじゃありません。
- 挨拶しにいくとトラブルになる
- 精神的なダメージを負う可能性が高い
- 「顔も見たくない」と拒絶されている
以下で詳しく解説します。
挨拶しにいくとトラブルになる
挨拶をしに行っても、義両親があなたの話を聞いてくれるとは限りません。
中には
- 感情的になって暴力を振るってきた
- 両親同士の大喧嘩に発展した
- 嫌がらせをするようになった
など、警察沙汰になる可能性がある場合は、義両親への挨拶は控えましょう。
精神的なダメージを負う可能性が高い
息子に愛情を注いでいる親ほど、あなたのことを責め立てるでしょう。
離婚したのはあなたが全部悪い!
と、グチグチ、ネチネチ文句をいわれるのが目に見えています。
夫側に原因があったとしても、親からすれば関係ありません。
あなたの言い分を聞こうとせず、悪者扱いしてくるでしょう。
不快な思いをするだけでなく、トラウマや過度なストレスから鬱状態になる恐れも…。
そんな義両親に挨拶をしに行っても、心に傷を負うだけです。
「顔も見たくない」と拒絶されている
離婚の理由次第では、
二度と顔を見たくない!
など、絶縁を言い渡されることもあるはず。
何かしらの理由で義両親との関係を維持したいのであれば、何度も頭を下げることになるでしょう。
ですが、義両親との縁が切れても問題ないのであれば挨拶は不要です。
義両親に挨拶する方法やタイミング
義両親に離婚の挨拶をするなら、離婚してから1ヶ月以内がベスト。
挨拶が遅すぎると、礼儀がないと怒らせてしまいかねません。
義両親に離婚の挨拶・報告は
- 直接会って
- 電話
- 手紙やメール
といった方法があります。
直接会って挨拶するメリット・デメリット
義両親との関係を維持したいなら、直接会って離婚の挨拶や報告をするのがベスト。
基本的にひとりで挨拶しに行ってOK。円満離婚であれば、夫と一緒に行ってもいいでしょう。
直接会ってお世話になったお礼がいえるため、義両親に好印象を与えられます。
ただし、人によっては嫌味や文句を言われる恐れがあります。
電話で挨拶するメリット・デメリット
義両親と離れて暮らしていると、会いに行くのは難しいですよね。
電話越しなら相手の顔を見ないで済むのもメリット。
ですが、人によっては
直接挨拶しないのは失礼だ!
と怒鳴られる可能性大。
礼儀として最初に
お電話でのご挨拶になり申し訳ございません
といった一言を添えましょう。
手紙やメールで挨拶するメリット・デメリット
手紙やメールでの挨拶は、お互いに感情的にならないのがメリット。
直接会って挨拶するのは好印象を与える反面、人によっては感情が爆発することも。
手紙やメールなら、義両親の文句を聞くことはありません。
あなた自身も感情的にならず、内容を落ち着いて書けるはずです。
離婚後の義両親への挨拶は必要があればしておこう
最後までお読みいただきありがとうございます。
基本的に、離婚する時に義両親への挨拶は必要ありません。
ただし、
- 両親ともども義両親と仲がいい
- 再婚する可能性がある
- 義両親と一緒に住んでいる
- 結婚生活が長く義両親に世話になった
- 義両親との縁を切りたくない理由がある
など、義両親との関係を維持する必要があるなら挨拶は必須。
離婚後の関係を悪化させないために、ちゃんと報告と挨拶をしましょう。
ですが、次のようなケースでは挨拶をしないほうが無難です。
- 挨拶しにいくとトラブルになる
- 精神的なダメージを負う可能性が高い
- 「顔も見たくない」と拒絶されている
離婚した後でまで厄介事に巻き込まれるなんて嫌ですよね。
義両親に挨拶が必要か不要かを見極めて、無駄なトラブルを避けましょう。